安井クリニック 安井クリニック


検査・設備

マンモグラフィー検査

マンモグラフィー検査

 乳房専用のレントゲン撮影装置です。当クリニックでは京都市東部の個人医院では初めてマンモグラフィおよび画像処理装置を完備しました。シコリを触らない早期の乳がんを見つけるために、なくてはならない診断装置です。乳腺の腫瘤陰影や石灰化などの異常所見で、乳がんを発見します。乳房を挟んで撮影するため、多少の痛みを感じる方がありますが、体に負担のない検査です。毎週火曜日・木曜・金曜日の午後診には女性レントゲン技師が撮影しますので、ご希望の方は電話予約をお願いします。また、シコリや痛みなどの症状のお持ちの方は、随時検査いたします。

上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査

上部消化管内視鏡検査

 食道から胃、十二指腸に至る上部消化管を精査するには無くてはならない検査装置です。従来からの胃透視検査では到底見つからない、ポリープや早期食道がん・胃がんを発見できます。また、上部消化管内視鏡にてヘリコバクター・ピロリ菌を検査することにより、除菌にて、将来の胃がんの発生を予防する事ができます。経口内視鏡でも細径のファイバースコープを使う事により、より楽な検査を心がけています。またご要望により、鼻からの検査(経鼻内視鏡)やウトウトしながらする検査(鎮静下内視鏡)も行います。
  内視鏡検査の結果、必要であれば生検を行い、病理診断をつけます。色素内視鏡やBLI/LCI(狭帯域光観察)内視鏡などの高度の技術にも対応しています。

超音波検査(エコー検査)

超音波検査

 体の表面から超音波を奥にあてる事により、体の内部を画像として観察できるフルデジタルカラー超音波診断装置です。ベッドサイドで手軽に行なえる検査で、痛みが全くなく、放射線被爆などの副作用が無く安全です。胸部や腹部などの深部臓器を診るためのプローブ、甲状腺や皮下組織などの体表臓器を診るためのプローブ、乳腺を専用に診るためのプローブの3本を装備して、体の表面から深部までを監察します。

レントゲン検査

レントゲン検査

 一般レントゲン撮影装置で、非常にコンパクトです。特長としては、寝台にソフトタッチ天板を採用していますので、硬い・冷たい台という印象を無くし、患者様に優しい検査を行ないます。線量の自動管理によって、撮影前にあらかじめ線量が表示でき、レントゲン被曝量を最小限におさえた安全な装置です。撮影後は、画像読み取りから画像処理ともにデジタルで行い、診察室のモニター画面に送ります。レントゲンフィルムなしのデジタル処理のため、待ち時間なく結果がわかります。

心電計・ホルター心電図

ホルター心電図

 心臓疾患を診断するのに欠かせない、多機能心電計を備えています。 さらに、ホルター心電図は24時間心電図を連続記録することによって、不整脈の頻度や狭心症の発症を検査します。一回の心電図検査では見逃してしまう、様々な心疾患を診断する有用な検査です。デジタル・ホルター記録装置の本体は、手のひらどころか指先までに小さくなっています。腰ベルトに携帯していた検査スタイルから、衣類内に装着するスタイルに変わりました。使い捨てのリード一体型ディスポ電極の使用により、衛生的に検査が行えます。

頸動脈エコー

頸動脈エコー

 心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化が原因で血管がつまる病気により、日本人の約3割の人が亡くなります。これはがんと並ぶ程の高い死亡原因です。頸動脈の壁の中の内膜中膜複合体(IMT)の厚さをエコーで計測して、動脈硬化の程度を測ります。これは体全体の血管の動脈硬化度数を表し、簡単に血管年齢がわかります。

血圧脈波検査

血圧脈波検査

 生活習慣病やメタボリック症候群の予防は、心筋梗塞や脳梗塞などの動脈硬化性疾患の予防につながります。動脈硬化性疾患による死亡数は、実は癌による死亡数に匹敵しています。動脈硬化を早期に診断することは、脳・心血管疾患の予防だけでなく、高血圧などの生活習慣病の予防にもつながります。  両手足の4か所の血圧脈波を同時に測定して、コンピュータで同期解析を行います。心臓から足首までの動脈血管の硬さ(CAVI)や、下肢動脈の狭窄や閉塞(ABI)を正確に算出します。

骨塩定量検査

骨塩定量検査

 更年期以降、大多数の女性は骨密度が自然に減少していきます。80歳女性の半数は「骨粗しょう症」になり、転倒にて大腿骨頚部骨折などから寝たきりとなる事が珍しくありません。レントゲン装置で手のひらの中手骨を撮影する事により、簡単に骨密度を測定します。

肺機能測定スパイロメータ

肺機能測定スパイロメータ

 COPD(慢性閉塞性肺疾患)は別名「タバコ病」とも呼ばれ、ゆっくりと進行する肺の生活習慣病です。長期にわたって咳や痰が続き、息切れを経験する中年の方はCOPDかも知れません。  慢性肺疾患を診断する検査が肺機能測定スパイロメータです。肺活量と努力肺活量の測定を連続で行うことによって、患者さんの負担を軽減できます。「肺年齢」を見ることによって、健康意識を高めて肺の健康を維持し、さらに禁煙指導を行います。

携帯型終夜睡眠ポリグラフィー

携帯型終夜睡眠ポリグラフィー

 睡眠障害は社会的に大きな問題です。特に「睡眠時無呼吸症候群」は、睡眠不足・頭痛やいびきの原因になり、高血圧や交通事故にもつながる現代病です。今まで入院でしかできなかった検査が、手のひら大の睡眠評価装置のおかげで、自宅で可能になりました。この装置を自宅で装着して一晩お休みになり、翌日すぐにデータ解析して結果がわかります。必要な場合は、持続式陽圧呼吸療法(在宅CPAP療法)を指導します。

★その他、心電計などの基本的な検査装置を備えています。これらの検査装置は全て院内ランにて診察室に電送されます。モニター画面に瞬時に映され、衣服を着ていただく間に結果がわかります。


院長自画像
院長 安井 仁
私の趣味である絵画を
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